月別アーカイブ: 2014年12月

発見と出会いの年。一年を振り返って、

生まれた家に帰ってまず気付いたことは、ストーブのなんともいえない懐かしい匂い。
匂いが記憶を司るというのは本当にそうで、ようやく年の瀬を感じる今日は大晦日。

この日を境に、人生が劇的に変化することもなければ、昨日できなかったことが明日出来るようになる訳ではないけれど。やっぱりなぜか、1年という単位は重要で、その年を振り返っての総括をしてみたくなったりするわたしもその一人。

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今年は何を隠そう発見と出会いの一年でした。 続きを読む

生き様、例えば「花」をいけること。

西荻窪にあるGALLERY みずのそら  で、年末を締めくくるイベントとして「花いけLIVE vol.2」が行なわれた。

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花道家・アーティストの上野雄次さん、フローリストの西澤力さん、華道家の平間磨理夫さん。
三人の花のいけ手がそれぞれの持ち時間の中で、空間と器にあわせてお客さんの前で花いけを行っていく。というもの。わたしはアシスタントとしてイベントに参加。(ちなみに上の写真は作品ではありません。)

上野さんと平間さんはここ最近都内を中心に地方や海外でも公演を重ねている花いけバトルの主要メンバー。上野さんは先日NHKのあさイチで「紅白花いけ” 生 ”バトル」に出演されたり、台湾で花いけ教室を開催されたり、精力的に活躍されている。
平間さんは年明けにDAIKANYAMA T-SITEで行なわれるイベントで、「新春 花遊び」というワークショップを行なうそうだ。
西澤さんは過去にフローリストレビューで優勝の経験もあり、去年は専門誌「月刊フローリスト」の表紙を一年間担当されていた。花いけバトルに出演したこともしばしば。でも基本は街のお花屋さん。 続きを読む

もう一度、会いたくなるひと。

メリークリスマス。

もうクリスマスの朝を楽しみにする年頃ではないけれど、子ども達の枕元にはたくさんの小包が届いただろうか。

そんなことを思う、12月25日。

 

今年を振り返ってのなにかしらを、きちんと記そうとすればするほどうまくまとまらず、書きかけの「  」はたまっていくばかり。

しかたがないのでお手紙かいた、さっきの手紙のご用事なあに?。。

今年は人をはじめ、本や場所や考え方。小さいけれど大きな出会いをいくつか経験した。いままでもそういったことは経験していたかもしれないけれど、このブログのおかげもあってより自覚のある一年だった。

そんな中、表題について書きたくなった。 続きを読む

個展「ヌクヌクのいるところ。」

あめ・雨・アメ・天・飴・・・あめが降っている。

冬の日の、さむいアメ。つめたい雨。

雪国は、降る続く雪。雪かき、雪下ろし、除雪作業・・・本当にご苦労様です。

 

雨も、雪も、降る場所もあれば、降らない場所もある。

おんなじ一つの島だけど、何一つおんなじことなどなくて。
そんなことをぬくぬくとこたつに入って考えている自分は、どうしようもなく生温い。

今日はそんな、ヌクヌクのお話。(※こたつの中のぬくぬくではありません。)

物語から飛び出して、いよいよこれから子ども達の夢枕に登場することになるであろうヌクヌク。

そんな夢のある『ヌクヌクのいるところ』について。

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みらいにつづく選挙のはなし。

いつごろから、選挙を通じてこのくにの未来に関心を寄せるようになっただろう。

日本では20才になると選挙にいく権利と義務が生まれる。

20才の頃はまだ学生で、住民票は故郷にあったので、おそらく投票には行かなかったし、選挙に向ける関心も高くはなかった。

 

就職して、なんとなく大人の仲間入りという意識も持ちつつ、図書館で少しばかり新聞の論調を見比べて、投票に向かった。

そして「選挙に行ったよ。」と親に報告してみたりしたかもしれない。

 

結婚してから、みらいについて考えたり話をすることが多くなった。

それは二人の未来というより、いずれ生まれてくる子どもたちが含まれたみらいの話。

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すべては商品に成り代わって

” 商品 ”という概念が生まれたのは、遡るといつ頃のことだろう。

ウィキペディアには「商品とは経済活動において生産・流通・交換される物財のことである。」と書かれていた。

経済活動の為につくられたり・人と人の間をつないだり・交換されるすべての物、又はサービス。

それまでは自然の中で周辺の人たちで分け合っていた自然界の多くのもの、あらたに生み出され続けるあらゆるものが商品として世の中を循環している。

今の暮らしに欠かせない” 経済 ” 。どこまでが妥当で、何処からが過剰なのか。だんだんだんだんわからなくなっていく。

これくらいが妥当だよね。最低でもこのくらい。
基準はそれこそ千差万別。

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・・・彼はかつて「持てるものは持たざる者に与える義務がある。」といった。

持てる者と持たざる者の差はじんわりじんわり開いていく。 続きを読む

イザナキとイザナミ

『古事記』に登場する、イザナキとイザナミという男と女の神さま。

イザナキとイザナミは、セックスへの ”誘い” 。とってもストレートな神さまの名前。

” イザナキとイザナミはその島に降り立って、まずは天の柱を立て、幅が両手を伸ばした八倍もあるような大きな神殿を建てた。そこでイザナキがイザナミに向かっていうには「君の身体はどんな風にして生まれたんだい?」と問うた。イザナミは「わたしの身体はむくむくと生まれたけれど、でも足りないところがあるの」と答えた。それを聞いてイザナキが言うには「おれの身体もむくむくと生まれ、生まれすぎて余ったところが一カ所ある。君の足りないところにおれの余ったところを差し込んでクニを生むというのはどうだろう…… ”

こんな風にして、イザナキとイザナミが数回の失敗を経て、性交をして生んだのが今、日本各地に散らばる”クニ”ということだそう。
ちなみに出会い頭で大切なのは、決して女から声を発してはいけないということ。はじめは男から声をかけるのが成功の秘訣だとか。 続きを読む

重なる、連なる、交わる

おそろしく透き通る青をみた

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3人しかいない勤め先の、2人の親族(おばあさんにあたる方)がこの週末に相次いで亡くなられたそうで、週明けの月曜は穏やかでないはじまりだった。

そんな折、昼過ぎ頃から喉の痛みが気になり始め、帰る頃には関節の節々も痛く、悪寒も走り、歩いて20分程の帰り道は途方もなく長く重い道のりに感じられた。

案の定発熱。久しぶりのこの感じ。 続きを読む