時と秋

時と秋はイコールで結ばれている。

秋といえば、時だし、時といえば、秋なのだそうな。

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こちら側やあちら側。

そこかしこでリリリリリリ、ジジジジジジジ、リンリンリンリンリン、チチチチチチチ・・・・・・・・・と織りなす虫虫の声は、

目にはさやかにみえねども・・・

どうしたってもうすでに、はっきりとした「秋」をおもわずにはいられない。

 

秋に時を思い、時に秋を思う。

ロマンチックなようで、残酷。

憂いてる間に、時は刻々と、針を前に進めるばかり。

 

夜風と虫の声に、秋の時を思う。(←何かのCMみたい?)

 

上手に伝えることができるようになりたい反面、どこまでも曖昧に暗示的で在りたいという反動。

お月さんと海もまた似ている。

 

伝えることと、醸し出すこと、暗示すること。

 

そして、

秋はわたしが私になる季節。(これぞ哲学女子!)

 

そうしたものをアンサンブルして、心地よい調和をみつけていきたい。