カテゴリー別アーカイブ: 感じる季節

時計の針、月の満ち欠け、初めての一人旅。

すっかり日が伸びて19時というのにまだまだ明るい。
ついつい一日の時間が延びているような錯覚に陥ります。

ほんとうは同じ24時間。
でも少しずつ、ほんとうはずれていて、4年に一度の閏年という調整日があったりなんかして。
月の満ち欠けや星の動きに頼らず時計の針、液晶の画面ばかりに頼るようになってしまうと、自らが持ち合わせている体内時計のあてにならないことすさまじく。

時計の針を持たずとも、年間のこの時期、このタイミングで、お互いに示し合うわけでもなく、活動したり、移動したり、産卵したり、している生き物たちは時間の流れをどのように感じて行動しているのかなぁ。と不思議でなりません。

 

わたしは特に自分のなかのリズムに鈍感な人間なので、より一層。
文明から放り出されたときに、生物としての危うさをひし・ひしと、感じたりなんかして。

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夏の予感と、つぶつぶ暗いクラムボン。

東京に出てきたばかりで、あまりにも不安げに頼りない日々を過ごしてきたことを思い返しながらも、この季節になると必ず、振り返らずにはいられない曲がある。

まだまだ涼しい夜風には少しずつ湿気の気配が高まり、これからさらに湿度が高まり、あのうだるような夏が来ることを思うと、待ち遠しいような、少しこわいような、なんとも浮ついた心持ちになる。 続きを読む

久々にゆっくり歩いてみたのだった。

ここは風が良い土地だ。

土地にはそれぞれ個性がある。

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ゆっくりゆっくり歩いていると、普段目に入らないものに出会う楽しみがある。

ふらふらと適当に舞っているような一匹の蝶が電線に止まるとは驚きだ!

・・・と思ったら単なるフェイントだったり、 続きを読む

生まれたてのうごめき

連休を目前に、世の中は少しばかりそわそわムードになっていますでしょうか。

せつせつ。そわそわ。。。

大型連休。南か北か、ちょっとしたお出かけも、計画なしには一苦労の民族大移動行事、ですね。

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長く続いた雨もひと段落したようで、ようやく、安心して軽やかな素材の洋服を身に纏い、外にお出かけ出来そうな予感に、むくむく・わくわく・と、心が弾んでいます。 続きを読む

花が散るということは

この季節、街中の至るところに咲いている椿の花に目が留まる。

枝を埋め尽くすように満開に開く姿もそれは艶やかで見ものだけれど、わたしはどちらかというと枝から見事なまでに落下した「落椿」に目がない。

その光景を目にするたびに足を止めて記憶ばかりか記録に残したいと強い衝動に駆られてしまう。

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椿であれば、蕾がほんの少し開きかけて光と影を身に纏っているときか、このようにあっけないほど見事に落下した姿に驚くほどこころをかき乱されたりするのだから、散ってなお彼女たちが放つエネルギーはあなどれない。 続きを読む

近くて遠い、三浦の三崎。

横浜から下道でおおよそ1時間。
漁業と農業がどちらも盛んな海辺の町は、近いようで遠く、異国の風情を感じたりもした。

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春の海 ひねもすのたり のたりかな  与謝蕪村
(はるの海は一日中ゆったりとうねっていて、まことにのどかなことだ。)

先月PARISmagの取材で訪ねた海が大好きな女性との出会いでこの句を知った。
参照:「海も山もある。神奈川の葉山で1年暮らしてみました。」|PARISmag

音の響きやリズム、のたり感など、これ以上はありえないというところで完結されている芭蕉の一句はそれからしばらくわたしの頭のなかでリフレインし続けている。 続きを読む

窓の外が暗くなったからといって、カーテンを閉めたりしないで。

窓の外が暗くなったのでカーテンを閉めました。別に閉めなくてもいいのに、なんで閉めるのか。習慣は不思議なものです。

もしかしたら、先日の節分には豆まきを出来なかったので夜になると鬼がやってくるかもしれないし…。だから暗くなったらカーテンを閉めるのが妥当なのかもしれません。

どちらにせよ、どちらでもよいことですが・・・の連なり。

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先日花屋に訪れたおばさんが(おば様という程かしこまってもおらずおばちゃんというには馴れ馴れしすぎる…)少し興奮気味に52歳の誕生日(その日)に思い切ってピアスを開けてきたのよ!!と。 続きを読む