カテゴリー別アーカイブ: みらいのはなし

発見と出会いの年。一年を振り返って、

生まれた家に帰ってまず気付いたことは、ストーブのなんともいえない懐かしい匂い。
匂いが記憶を司るというのは本当にそうで、ようやく年の瀬を感じる今日は大晦日。

この日を境に、人生が劇的に変化することもなければ、昨日できなかったことが明日出来るようになる訳ではないけれど。やっぱりなぜか、1年という単位は重要で、その年を振り返っての総括をしてみたくなったりするわたしもその一人。

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今年は何を隠そう発見と出会いの一年でした。 続きを読む

みらいにつづく選挙のはなし。

いつごろから、選挙を通じてこのくにの未来に関心を寄せるようになっただろう。

日本では20才になると選挙にいく権利と義務が生まれる。

20才の頃はまだ学生で、住民票は故郷にあったので、おそらく投票には行かなかったし、選挙に向ける関心も高くはなかった。

 

就職して、なんとなく大人の仲間入りという意識も持ちつつ、図書館で少しばかり新聞の論調を見比べて、投票に向かった。

そして「選挙に行ったよ。」と親に報告してみたりしたかもしれない。

 

結婚してから、みらいについて考えたり話をすることが多くなった。

それは二人の未来というより、いずれ生まれてくる子どもたちが含まれたみらいの話。

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「知ろうとすること。」不安が少しずつ減っていくこと。

台風が去っていきました。

そうして、足もとにはたくさんの落とし物が・・・!
いろんなところで、少しずつ、秋色を発見する今日このごろです。

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糸井さんと、早野龍五さんの「知ろうとすること。」を読み終わりました。
とても大事なことを(今更ながら)教えてもらえたので、そんなことを少し書いてみようかと。。 続きを読む

おもしろい文体。分からないの先へ

生まれて初めて橋本治さんの本を読んだ。「その未来はどうなの?」という新書。

2年くらい前に内田樹さんの「街場の文体論」という本を読んだ。その 第1講 言語にとっての愛とはなにか? の中で、「説明する力」の高い三人の作家として村上春樹、三島由紀夫、橋本治と挙げられて、橋本さんについて内田さんの説明そのものが愛情たっぷりで、とても力を入れて橋本治という人を推しているのが印象に残っていたから。

(ちなみにこの本の出版時期に、内田さん・平川克美さん・小田嶋隆さんの鼎談を訊きに行き、鼎談後、内田さんから直々にサインを入れてもらったという特別感がある。政権はかつての民主党時代。誰が政権を握ったら危険な方向に向かって行くか。なんてことがひょうひょうと語られていて、ある意味でわたし自身が世の中をうがった目で覗き込むようになるきっかけ、風穴を開けられる体験だった。)

 

というのが敢えて ”生まれて初めて” とつけたかった理由。どうでもいいようなことだけれど、結構大事にしていること。 続きを読む

まだ、戦争には間に合いますかー 長岡花火との出会い(後編)

終戦記念日の今日に。わたしの古里で、先日の続きを書こうと思う。
参照:まだ、戦争には間に合いますかー(前編)

 

無事に駐車を終えて…
今回は花火をみることが目的だったのでせっかく新潟まで来たけれど、他を観光することなく昼過ぎから炎天下の中河原の行列に並んだ。

こんな風に花火大会で昼間から並ぶのは初めてのこと。人の多さも含め暑さに朦朧としつつ開場を待った。 続きを読む

ジブリ、熱風、サハラに吹く風。

書きたいことと、実際に書くことの均衡がとれない。

情報と同じように感情も。次から次へと湧き出しては遠くへ追いやられて消えてゆく。

消えぬようにと心に留めたりノートに書き残したりしたとしても、やっぱり何事にも ”旬” はある。

 

”旬” を過ぎてしまえばそのままのかたちで表に出すことは恥ずかしい。

それでもどうしても表に出したいというのであればそういった感情が完全に静まって一度深く水の底まで沈殿させてしまうしかないのだろう。

そうしていつの日か本人も忘れた頃にあちら側から勝手に、自ずと立ち上がってくる時を待つともなく待ち続けるということか。

待ち続けたところで本人や周りが期待するようなそんな” 何かしら ”が本当に立ち上がってくるかどうかすらわからない。

ある種の世界ではそんな風に予測も確証もないまっさらな状態で、システマチックに支えられた世の中に立ち向かって、背を合わせたように、生きている人も少なくはないのかもしれない…。 続きを読む

風の谷のナウシカ 〜物語の断章を伝承するもの〜

まとめて総ざらいの気分だったので、宮崎駿関連のまだ読んでいない本を何冊かポチってしまった。

ポチ。ポチって。便利過ぎて気をつけねばと思う…。

そしてジブリの教科書1 風の谷のナウシカを読んだ。

風の谷のナウシカ。

全てはここから始まったような、宮崎ワールドの原点みたいな作品。 続きを読む