今月号の『熱風』で” アフリカのいま ”という特集が組まれていた。
わたしの中のアフリカ像といえば、自分が暮らしている場所からはあまりにも遠く、そこで暮らす人々よりも先に、サバンナなど野生に生きる動物のイメージが進行してしまう程なので、アフリカについて知っていることはほぼ皆無。普段当たり前のように” アフリカ ”と見聞きすることはあっても、実際の” アフリカ ”を一括りにするのはあまりにもナンセンスだった。
その大陸面積はヨーロッパ全土と中国を足したものよりも広く、54ヵ国の国々から成り立っており、そもそも国としての「アフリカ」など存在しないということの不思議と、今なお文明が手付かずの夜には色濃い闇の世界がそこには多く残されているという未知への憧れ。
一体全体、みんながいう「アフリカ」ってどこを指す?・・・という疑問からの出発。 続きを読む