カテゴリー別アーカイブ: ものがたり

夢と物語と。

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夢を抱き、夢をみて、なにかを越えて、ここまできた。

勇気をだして、やってきてはみたものの、現実のせかいでは夢も物語もそう長く続くわけではなくて、はじめの想像とは違って、うむうむ。。もどかしい日々が続く。

けれど、自分はこの道を選んで、すでにここで歩み始めてしまっているので、後戻りはしたくない。

・・・というパターンは、どんな道を進んでいったとしても、当然のごとく目の当たりにする事柄、なのだと思う。

 

それでも夢や物語を求めて、探したり、一歩踏み出したいひとは、たくさんあるのが当然だろう。

 

ではでは、夢と物語がそのまま儚く消えてしまうことと、夢の、物語の、その先を自分の足で形作っていくことにはどんな差があって、なにが違うのだろう?・・・

 

わたしは、夢と物語がすきだ。

けれど、それがいっときの夢としてさらさらと流れていってしまうような、頼りないそれであってはほしくないなと思う。

 

夢と物語を描くからには、たぶんその先に進んでいくための、たくましい体力やら持久力が求められるのだろう。

マッチョな夢物語を届けられるように、わたしはもっともっとタフになっていこう。

 

たくさんの涙は、小さな種を育てる栄養剤として。

 

かろやかなねいろ

まさか、まさか。

まさかり担いだ金太郎。

うーんと空いてしまいました。うっかりすっかり。

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この間たんに、

畑を耕すじかんをおろそかに、していたわけではないけれど・・・

じーっと沈殿させるように、

きもちを落ち着かせることはなく、

季節は立冬を迎え、旧暦では神無月入り。

風が冷たくなりました。

 

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神さまから離された両の手。

”「秋ですわね。」ややあつて、奥さんは さう言ひながら、空を見上げました。僕も釣られて、眼を擧げました。その日は、たしかによく澄みきつて、十月にはめづらしいやうな朝でした。ふと僕には、思ひあたることがありました。「まつたく秋ですなあ」と、口走ると、僕はちょつと両手を振つて見せました。すると、奥さんも同意するやうに、うなづきかへしました。”

ー 神さまのお手についての物語 『神さまの話』リルケ

まったく秋ですなあ。

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空気が澄みわたり、すっかりめっきり”気配”から”実体”へ。

淡く重なり合った透明なそらが、朝も夕もきれいな毎日です。 続きを読む

収穫のウタ〜山咲み〜

春に植えた、小さくてひょろひょろとしたみどり色のイネたちは、秋になり収穫の時を今か今かと待ちわびています。
見渡す限り黄金色にかがやくその圧倒的なまでの色づき加減に、どうしようもない喜びが湧き上がるばかり。

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人々は大地や山や川、風や自然のかみさまに祈りと心からの感謝を捧げ、収穫のときに入る。 続きを読む

物語というのは、往々にして。

久しぶりに自宅の机に座り、ほっと息をつく瞬間。
帰ってきたなぁ〜。という、なんとなくしみじみとした感を覚えながら、それでもまだ後の祭りにしばらくは追われそうです。

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現実的にも観念的にも、「も〜うお腹いっぱい!」
バクバク食べて、ゴクゴク飲み込んで、むしゃむしゃ咀嚼する。
消化してる暇もなかったので、内臓はだいぶお疲れ気味。。

夏はたくさんの野菜が採れる。夏はたくさんの虫が蠢く。有り余って、おいしいところだけつまみ食いしても、翌朝の畑には、たわわの夏野菜が収穫のときを待ち望んでる。 続きを読む

大丈夫。まだ間に合います。

いろんなことがありました。
人生ってどこまでもどこまでも深く広く入り組んでいて、深めれば深めるほどに、暗くてしんどくなっていくかといえば、ある瞬間に急に光が差し込んで、びっくりするような開放感を味わうことになったりもして。

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そのどれもが自分ひとりでは行き着けなかった場所であり、出会えなかった人であり、気づけなかったことだと思えば思うほど、ひとつひとつのご縁がとても愛おしいもの・ありがたいものに感じられるようにもなって。

ことばの無力さをひたすら痛感しながらも、こうして稚拙に、ことばを信じて紡いできてよかったと、こころの奥底に、ストンとひとつの小石を置くような気持ちで、この1年間の出来事をするっと振り返ります。

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このカラダやこのカタチ。輪郭はどこにある?

平日毎日かかさず更新していきます!・・・なんて言ってみたものの、早くも挫折ムードが匂い立つ上弦の月(まであと2日)。

ノルマを課すことは時に人をそこから遠くへ退けてしまう。そんな効用を感じたりしています。なんて言い訳を並べつつ、何を書こうかな。。

最近、不思議な縁あって、それこそ” 学びの源泉 “のような場所に日夜入り浸っています。 続きを読む

朗読から動き出す ”ものがたり”

i love you  ~

という歌い出しで始まる、トウヤマタケオさんのピアノ伴奏曲に合わせて、その物語は確かに立ち上がり動き出した。

翻訳家・柴田元幸『MONKEY vol.6』刊行記念ツアー

パトリック・マグラア『オマリーとシュウォーツ』。

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柴田さんの朗読の息遣いは荒い。
流暢に文字を追って読んでいくというのではなく、物語の奥までぐーっと入り込み、そのものになって躍動し語り始める。猫背な容姿でひょろりと立ち上がり、鋭く何かを捉えている眼差しからは、恐ろしいような、不気味な空気すら感じられた。 続きを読む

寂しさの治まるところ。

「寂しさは何処からくるの?」彼女は言った。

「寂しさは、あたたかいところからやってくるんだよ。」と、誰かが答えた。

「あたたかいって、どんな感じ?」彼女は聞いた。

「あたたかいって、お母さんのお腹の中みたいな感じ。」僕は言った。

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