道半ば、道の駅。

ここ最近、溢れる感情のようにして、勢いに任せてことばを紡ぐことが、極めてむづかしくなっています。

せっかく、直に多くの場所に足を運び、人と出会い、話を聞いて、次につなげていくための足跡を残してきているにもかかわらず、肝心なわたしの足元がふらふらと揺らいでいる場合じゃないでしょうに。。

IMG_5850

と思えば思うほど、静かにじーっと、奥の方に控えてしまう夜行性の動物のようになりすました、もうひとりのわたしの存在を、ここに向かうわたしは見つけます。

さてさて、どうしたものでしょう。
まだまだスランプにも満たない、けれど、なかなか厄介な側面に直面しています。

 

出会う人や、土地、そこで生きる人たちのエネルギーが深く強く、骨太であればあるほど。

自分自身の足元の頼りなさを感じずにはいられずに、ただ一方的に見つめているだけの立場であったならよかったものの、対面して互いに認識をしてしまった以上、向き合ってしまったが故の、確実な”重し”のような「責任」を、過剰な自意識とともに、背負いこんでいます。

しょーもないこと、力不足ということ、自分のキャパシティーが思っていた以上にとても小さく、何から手をつけていったらいいか混乱するばかり・・・

いろいろと突きつけられる事柄が多いだけに、恥を承知の上で、やっぱりどこまでも個人的に感じたことを、綴っていくしかないのかなぁと、そうしたところに収まりそうな気がしています。

 

それが良いことなのか、単なる自己満足なのか、、

それはわたしが判断する必要もないことなので、せめて出会った人に迷惑をかけない範囲で、

地道に一歩ずつ、じぶんの言葉を頼りに、進んでいこうと思います。

 

しょーもないことが、時々だれかのこころにするっと流れ込み、

ほっこりできるような。

 

その程度で十分。全部じぶんで受け止めようとか、掬い取ろうとか、伝えていこうなんて肩に力を張り詰めていたら、息がつまるばかりです。

求められる範囲、まずはじぶんの足が赴く範囲で、地道にうねうね。

今は道の駅で休息中だけど、もう出発してしまった以上、ゆっくり、こつこつ、手さぐりで手のなる方へ、向かっていくしかなさそうです。

 

 

今日もまた曖昧に。

累積赤字、こくこくと増し・・・。(もちろん比喩的な意味合いで)

 

中條 美咲