昨日、横浜の造船ドック跡地に昨年6月にオープンし、1周年を迎える街のシェアワーキングスペース「BUKATSUDO」の文化祭なるものにふらっと立ち寄ったので、その時の模様を勝手にお伝えします。
というのも、ここの存在はオープン当時から知っていたけれど、きっかけがなく実際に足を運んでみよう!というところまで気が進まなかったというのが実際のところ。
それがどうして立ち寄ろうと思ったかと言えば、荻窪6次元の店主・ナカムラクニオさんと、下北沢B&Bや「BUKATSUDO」のディレクションをしている内沼晋太郎さんのトークがあると、ナカムラさんのtwitterで見かけたからでした。
参照:それぞれ6次元・B&Bのイベントに参加した際の記録です。
今、なぜ民藝か? 横軸の広がりから、縦軸の深まりへ。
” おわりからはじまる ” 反転力の回復。
僕らの未開 〜忘れられたことを知ること…
能楽妄想ナイトin6次元
以下「BUKATSUDO」FB引用。
「金継ぎとつなぎ場とBUKATSUDO」
ゲスト:ナカムラクニオ(「金継ぎワークショップ」講師)
オープン当初から「金継ぎワークショップ」でBUKATSUDOを盛り上げてくださっているナカムラクニオさん。
ご自身のお店「荻窪・6次元」でも日々さまざまなイベントを開催されていますが、BUKATSUDOは今後どんなスペースになっていくのか、とても気になっている様子。
横浜と荻窪、それぞれで「集う場所」をつくるお二人が、これからのコミュニティスペースについて語ります!
普段に利用する際は、どういったシステムになっているのかはわかりませんが、この日は文化祭ということもあり、500円の入場料でドリンクチケット付き。
きちんと美味しいカフェラテをいただき、写真上のトークはフリーで聞き放題という驚きの開放感です。(ちなみにわたしは14:30〜の回のみ参加。)
各ブース(イベントや講座など)はそれぞれ大にぎわいで流行っていましたが、トーク室は開始時間になっても人がまばら。
正面に座っている男性が内沼さんご本人だとも知らずに、部屋を間違えたかなと、一瞬心細くなりました。特別に横浜を批判するのではありませんが、(住み心地はとても良いですし。)きっと都内でこの二人の対談があれば、予約ですぐに席も埋まってしまうのではないかなぁと思いました。
ナカムラさんが登場し、14時半を少し回ったころにようやく客席も埋まり始め、「金継ぎとつなぎ場とBUKATSUDO」についてのトークが始まりました。
この日たまたま参加したという方も多く、「では僕らが何をやっているか初歩的なところからお話していきますね」という感じに、お二人のお仕事について、経営的、金銭的な内容もかなり赤裸々と語られた1時間で、本当に面白かったです。
トークの内容もまとめたいのですが、結構な分量になると思うので、今回はキリの良いところで終わりにします。
”人とひとをつなぎ合わせる場” というところには、近年(いつの時代も?)関心が高まっており、人が集うことはできたとしても(それ自体もとても難しいことですが)、次にどうやってつながっていくかというところが、拍車をかけて難しいんだろうなぁと個人的にはよく思うので、そんなあたりも整理しつつ、近々まとめてみます。
それではこの辺で。
中條 美咲